東北旅日記2日目(9/7)鎮魂の日1


旅2日目は北上駅から仙台へ行き、仙石線で本来の目的である震災の街を見て回る1日だ。
先ずは本塩釜で降りて塩釜港に向った。

建物等はだいぶ復旧していたり、魚市場が仮設の建物で設けられていたりしているが
港の遊歩道(新設されたばかりか或いはその途中か?)は画像のように手付かずだ。
次に向ったのは松島、松島海岸から先は矢本までは仙石線が未復旧で代行バス
その途中の風景は


(実は草の生えている所は上屋のない基礎が埋もれている。)
矢本駅よりディーゼル車両(本来は電車)で石巻へ
商店街を歩いて北上川(旧)の河口方面へ
この近辺(川の中州やその近辺)を重点的に見て廻った。



私は職業柄解体建物、途中の建物は見慣れているのでそれほどショックではないが
未だ片付け手付かずの建物、たくさんの建物が基礎+土台だけになって夏草に埋もれている
風景を実際見るのは心が痛い。
私のいた直ぐ近くでも韓国の取材陣がカメラを回していた。
流された漁船、プレジャーボートも未だそのまま
商店街の信号は未だ、点滅してなく警察官が手信号で指示している。
この日は風は爽やかだが陽射しは真夏と同じような真夏日
そんな陽射しの下に何かの象徴のように子供のブーツが壊れた公園の石の上にぽつんとあった。

夕方に仙台に戻り、スイッチバックのある秋田新幹線で秋田に向った。
続く

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